2481号


個人タク譲渡を円滑化

  • 国土交通省の門野秀行自動車局審議官は14日全個協総会後の懇親会であいさつし、個人タクシー事業・譲渡譲受学科試験(法令・地理)について回数を減らす方針を示すとともに、地理試験の免除要件緩和や申請の随時受け付けといった譲渡譲受の円滑化策を図っていくことを明らかにした。この問題に対する見解を同省が公の場で示したのは初めて。
    門野審議官は「行政コストを縮減したいという思いがある。原則年1回にしていただけないかと(業界に)提案している。受験者数が著しく少ない地域もあり、年3回の実施継続が負担になっている」と理解を求めた。一方、同審議官は全個協の要望も踏まえ「地理試験について無事故・無違反や期間を絞っている年限など免除要件を緩和していく。さらには試験申請の受付時期を一定期間に限らせていただいているが、これも随時受け付けを可能とできる方向で検討していきたい」との考えを示し「譲渡譲受がなるべく円滑に進められるようにし、機会をあまり奪うことなく、行政負担も軽減させていただく。両方の狙いを満足できる方法で制度設計に入っていきたい」と述べた。

タク違反点数特例改正で国交省通達

  • 国土交通省は12日、減車したタクシー事業者を対象に行政処分の法令違反点数を軽減する特例措置について”処分逃れ”防止のため一部制度改正し、地方運輸局、全国ハイヤー・タクシー連合会などに通達した。監査が入った後の減車届けは、処分確定時に提出した分として扱う。事業許可取消しを受ける直前に処分回避を目的に減車した事案が起きていた。ハイヤーに用途変更して点数を減らすケースを特例から外した2月の見直しに続く。

丸の内「エコタク乗り場」9月上旬に運用開始

  • 千代田区丸の内にある「新丸ビル前タクシー乗り場」9月上旬から「エコタクシー乗り場」としてスタートする見通しとなった。待機台数は4〜5台で禁煙車の電気自動車とハイブリッド車のみが入構できる。

日個連事業協組は廃業者が多く損失計上

  • 日個連事業協組は12日通常総代会を開き2010年度決算は廃業給付が多かったことなどから本会計、廃業積立会計、廃業共済会計すべてで赤字を計上。総代からは今後の運営を懸念する声が相次いだ。執行部は次年度以降の黒字化の見通しを示し、付加給付率を見直す姿勢を示した。廃業積立金規約を一部改正し、組合員の負担軽減を図るため、積立金の増口分については任意で払い戻せるようにした。一方脱退時の払戻手数料は10%に引き上げた。