2495号


社会保険の定時制へ適用拡大を大反対

  • 厚生労働省の「社会保障審議会・短時間労働者への社会保険適用等に関する特別部会」が27日に開かれ、全国ハイヤー・タクシー連合会(全乗連)がヒアリングに挑んだ。全タク連は短時間労働者(パートタイム労働者)への社会保険適用について、年金併用型の定時性乗務員の大半は年金の再加入を望まないと推測される上、経営的にもこれ以上の負担増には耐えられないなどと主張、反対の意向を表明した。
    短時間労働者への社会保険適用をめぐっては、除外対象労働者の範囲を現行の週所定労働30時間未満から20時間未満に短縮し、適用拡大を図る方向で検討が進められている。同部会の事業者団体・労組ヒアリングは今回が3回目。全タク連のほか、全国母子寡婦福祉団体協議会、全国ビルメンテナンス協会など5団体が意見陳述した。

組合費滞納に自主脱退勧告

  • 全埼玉個人タクシー協組は臨時総会を開き、組合費の長期滞納者に対し脱退手続きをとることを新たに規定した定款変更案を41人中37人の賛成で決めた。組合費を3ヶ月以上滞納した組合員が半年以内に完納しない場合、自主脱退とする厳しい規定を盛った。
    条文は「組合費の滞納(病気および事故なじの理由により理事会の承認を得る)は3ヶ月を超えてはならない。超えた場合、その後6ヶ月以内に完納(分割可)すること。これを怠った場合、自主脱退とし関係団体に脱会の手続きを行う」となっている。組合費は月額1万8400円となっている。

都内で衝撃の重大事故

  • JR東日本や東個交通共済などによると、24日午後7時51分、品川区西大井4丁目13番の線路上に、栗原さんが運転する日産ティアナ(総排気量3.5g)が約7b上の道路からフェンスを突き破り転落、千葉発・横須賀行きの総武快速線横須賀線下り電車(15両編成)に衝突した。栗原さんの車両にはドライブレコーダーが付いておらず、どのように衝突したかは不明だが、車両は前後部ともに大破。電車停止後、先頭から5両目付近にあったという。
    電車には1500人が乗っていたが、27日午後4時現在では、けが人などはなかった。事故で同線などが運転を見合わせ、4時間半後の翌午前0時半に再開した。約6万7千人に影響があったという。JR東日本は今後の賠償請求などについては「全くの未定」とし「社会的に大きな事故なので、いろいろ検討する」としている。
    栗原さんは首や肋骨の骨を折り、25日午前1時前に死亡した。個人タクシー歴30年のベテランだったが、関係者によると、ここ数年は毎年事故を起こしていた。品川区や大田区を中心に営業していたという。
    東個協の理事長は全個協の会合で事故状況について「男性客を大森で乗せ、お客の自宅前に停車し、清算しているところで勢いよく車が出てガードレールを乗り越えフェンスを突き破った。運賃は800円だった。シフトレバーをバーキングに入れておけば事故は起きなかったのでは」と語った。