2516号


中国運輸局「休車解除」を初指定

  • タクシー特措法・特定地域を対象とした休車制度で、輸送需要が好転し、再稼動できる「休車解除」地域に、全国で初めて広島の呉市Aと福山交通圏が指定された。中国運輸局が6日付で公示した。両地区の事業者は休車実施台数の半分を動かせる。中部運輸局管内でも検討されているが、全国的には需給不均衡が続いており、休車解除の指定は当面、局地的な動きとなりそうだ。

全タク連 一般社団認可、東京タクセンは公益財団に

  • 全タク連は21日、内閣総理大臣から一般社団法人への移行認可を受けた。4月1日より「一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会」に正式に移行する。
    東京タクシーセンターも23日、東京都から公益社団法人の認定を受け、同様に4月から新法人としてスタートする。

羽田国際線のタク乗り場は定額専用に

  • 羽田空港・国際線ターミナルのタクシー乗り場が定額運賃専用乗り場として4月23日から運用されることが決まった。ゴールデンウィーク前の実施を目標に関係機関で調整が進められてきたが、22日の関東運輸局、東京タクシーセンター、東旅協との協議で実施日が固まった。同乗り場は現在、通常のメーター適用運賃と定額運賃とが混在する形だが、新たな運用方式では港、中央、目黒、品川、大田、江東以外の地域への輸送については原則、定額運賃が適用されることになる。

神戸運輸管理部の職員が不適切な事務処理で処分

  • 近畿運輸局と神戸運輸管理部は23日、10年10月1日から11年7月29日までの間、133件の不適切な事務処理をしていたとして、神戸運輸管理部兵庫陸運部首席運輸企画専門官付の男性職員(25歳)に減給6ヶ月の処分を下したことを発表した。この男性職員は約10ヶ月の間、自動車運送事業などにかかわる事業計画変更などの事務処理において、不正に上司の印鑑などを使用し決裁をとったふりをして認可書・許可証を作成・発行した。また起案、決裁を経ずに認可書・承認書を作成・発行した。

関東管内で個タクの転覆相次ぐ

  • 今年に入り、関東運輸局管内で個人タクシー事業者の転覆事故が相次いでいる。1月27日の戸塚料金所での事故を皮切りに、2月9日に江東区南砂、3月11日に品川区南大井で発生した。特に南大井の事故は事業者が飲酒しており、所属する東京都個人タクシー交通共済協組の理事会、関東運輸局の定例記者会見でも問題視された。関運局局長は行政処分基準で定められた事業許可取り消し点数が法人・個人タクともに80点超と同じであることから、今後、議論していく必要性を提起した。

    東個協の直近転覆事故2件の詳細

    【江東区南砂】 ペダル踏み間違え 都内個人タク事業者(69)が2月9日午前1時頃、葛西橋通りを千葉から東京方面に空車で走行中、葛西橋付近で前方の乗用車に追突し、反動で左側のガードレールに衝突、転覆した。事業者にけがはなかった。当該事業者は『急にハンドルをとられ、パニックになった。アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているという。発生原因などについては調査している。


【品川区南大井】 居酒屋帰りに事故 都内個人タク事業者(68)が11日午前3時頃、品川区南大井の第一京浜上り車線で中央分離帯に乗り上げ、ガードレールをなぎ倒し、車両が転覆した。事業者は頚椎(けいつい)骨折の重傷。車両は全損。中央分離帯のライトが反対車線に飛び、他の車両にも損害を与えた。当該事業者は16日付で廃業した。呼気からは基準値を超えるアルコールが検出された。当該事業者は10日午後6時頃から個人タク仲間6人らと居酒屋で飲酒し、仲間と別れた後も午前2時半まで飲酒をしていた。車中で仮眠を取ろうと考えたが「運転できそうだ」と思い、車を走らせた。同事業者は個人タク営業終了後、蒲田駅近くのコインパーキングに車を止め、自転車で居酒屋に行ったという。事業者の自宅は蒲田駅からは7〜8キロ離れているなど不自然な点があることから調査を進めている。



  • 東個交通共済協組は16日の理事会で、2011年度(11年4月〜12年2月)の事故発生状況や病気療養中の大山理事長の経過を報告した。有責事故件数は938件で前年同期比66件増加し、特に重大事故が同39件増の117件と大幅に増えている。このうち死亡事故は7件で同5件増、自転車に対する事故は93件で同13件増だった。療養中の大山理事長の現状については、1月28日に高血圧性脳内出血で倒れて以降、右半身に軽いまひがあり、現在リハビリ専門の病院に転院しているという。

日個連交通共済が規定改定案審議へ

  • 日個連東京都交通共済協組は27日の臨時理事会で、懸案となっている共済規定の改定案について審議する。昨年10月から数回にわたり議論を重ねているが、まとまらなかった。6月の総代会が迫っており、提案の行方が注目される。
    同改定案は∇対物給付1億円(現行1300万円) ∇時価額100万円以下の車両の50万円限度の超過給付 ∇6年超高額車両の負担金減額 ∇共済掛金の1000〜4000円の値上げ−−など大きな見直しになっている。
    これまでの掛金の引き上げに合わせ、ドラレコの装着、"3点セット"の順守で、各500円割り引くことが盛り込まれており、実質"値下げ"になる組合員が出る可能性もあった。だが割り引きについて2月の理事会で反対の声が多く、今回の提案では外される見通しとなっている。