2530号


東京タクセンモニター調査で法・個の評価に逆転現象

  • 東京タクシーセンターがこのほどまとめた2011年度タクシー利用者モニター調査結果によると、対前年度比の評価が法人タクシーより個人タクシーの方がわずかながら上回っていることが分かった。法人の方が個人より評価が高いとされているだけに逆転現象が起きている形だ。調査期間は昨年4月1日から今年3月31日まで。同センターがインターネットの募集サイトや雑誌などで公募。タクシーをよく利用する200人のモニターが回答。有効回答は約2600件。同結果はタクシー事業者ランク評価の基準にもなる。
    具体的に個人が法人を上回った項目の前年同月比をみると、言葉遣いが良い=法人2.6l減、個人8.3l増 ∇降車時のあいさつした=法人5.0l減、個人2.5l増 ∇運転操作が良い=法人3.0l減、個人6.8l増−−など。総合評価でも良いが法人3.0l減、個人0.1l増という結果が出た。このほか「夜利用して支払いの時に『今電気つけますね』とか、支払が終わるまで寒いのでドアを開けないでくれて気配りが良かった」と良い評価がある反面、「『お客さん目的地すぐそこですよ、乗るんですか』といわれて二度と乗るものかと思った」など悪い評価も報告された。

金沢の大和タクシーが時給制乗務員を募集

  • 金沢市の大和タクシーは、時給制の賃金体系による乗務員の募集をこのほど開始した。ホームページ内のブログなどを通じて6月末から募集しており、問い合わせが相次いでいる。普通自動車運転免許保有の条件で、時給800円〜1000円で募集。完全時給制で2種免取得も支援するとしている。時給制乗務員の募集は、タクシー未経験の若年層の雇用開拓を目指して計画。募集ページでは短時間の勤務でも可能とし、女性でも応募しやすいように工夫している。同社の担当者によると「40代を中心に男女の区別なく未経験者から問い合わせが寄せられるようになった」と手応えを感じている。本人の勤務時間の希望などは今後、面接などを通じて確認。実際の勤務では、特に顧客から配車要望の多い時間帯や地域などへ時給制の乗務員を待機させるなど運行を管理。歩合制の乗務員と区別していくことにしている。乗務開始後、一定の売り上げができる乗務員については、希望に応じて歩合制へ賃金体系を変更することも検討している。一方、歩合制の既存乗務員を時給制に変更することは想定していないという。