2543号


東京タクセン「指導協力員制度」創設

  • 東京タクシーセンターは早ければ2013年初頭にも、「東京タクシーセンター指導協力員制度」を創設する。同センターの指導業務を業界の協力で行う従来の指導員委嘱制度をさらに一歩踏込、街頭指導業務全般の強化を図る。11月中旬にも法人の管理者や個人タクシー事業者団体の指導担当者から希望者を公募する。街頭指導・交通安全業務への"無償協力"が条件だ。制度の詳細は10月19日の街頭指導会議などを経て詰める。東京特別区・武三地区で減車が進展し、同センターの負担金が減収するなど業務の合理化が避けられない中、業界の"支援"を得て指導体制の強化を図る狙いだ。

羽田定額運賃に不満多く業界見直しへ

  • 羽田空港の国際線ターミナルが開業して約2年。東京と神奈川でタクシー定額運賃が導入され、今年4月に国際線ターミナルのタクシー乗り場が定額専用となった。定額運賃や専用乗り場の利用者は増加傾向だが、現場ドライバーからは「東京の定額ゾーン設定は大ざっぱすぎる」と制度改善を求める声が上がっている。来年には首都高速中央環状品川線が開業し、新宿・羽田間のアクセスが現行の40分から20分へと変わる予定。その動きを踏まえて運賃制度を検討する東旅協経営委員会は、最優先事項の消費税問題に対応後、定額運賃の見直しに着手する方針だ。

World Taxi News

  • アメリカの主要都市で高級な黒塗り車両を使用し、スマートフォンのアプリから配車依頼する配車専門のタクシー類似サービス「Uber(ユーバー)」が人気だ。運賃はタクシーの2倍で車のグレードごとに設定。アメリカではタクシーを電話で呼んでも来ないことや、車内が汚い場合もあり、運賃が高くても確実に配車され、清潔で乗り心地の良いユーバーの人気が高まっているという。トロント、ロンドン、パリでも運行。統計技術を駆使し、タクシー需要の高まりそうな時間・場所の近辺で車を待機、配車時間を短縮している。ドライバーはユーバーが契約する個人リムジン運転者だ。
  • オランダのアムステルダムで1日より、欧州初となる電気スクーターのタクシーサービスが始まった。渋滞の多い同市では自転車を使う人などが多い。スクーターの最高速度は時速25`で、航続距離は最大130`。運賃は定額で約250円となっている。

ZOC拡大の矢先につまづく

  • かつて全国に先駆けて「介護タクシー」を手掛けた福岡県遠賀町の遠賀タクシーが、事業許可を取り消されることになった。営業区域外営業などの違反点数が累積したためで、26日の聴聞には社長自ら弁明に挑むが処分が覆る見込みは薄いとみられている。

日個連都営協の「代議員数への不満噴出」で都個協臨時総会を延期

  • 東京都個人タクシー協会は16日の臨時総会を延期する。一般社団法人移行に伴う定款変更などを審議する予定だったが、日個連東京都営業協組の代議員の多数が反対する意向を示し、議案成立が難しくなったためだ。都営協は10日、理事・都営協選出代議員などを交えた臨時拡大会議を開催、意見交換したが、新定款で東個協と代議員数に差があることに対し、反対意見が噴出した。都個協は16日の理事会は予定通り開き、あらためて臨時総会の日程を決める方針だ。

東個協の「六本木事件」当該事業者所属支部が除名

  • 東個協足立第二支部は10日、臨時総会を開き、9月に港区六本木で警察官をボンネットに乗せて約1`走行した支部員(64)を圧倒的多数で除名処分とした。当該事件のほか同支部の支部員が今年度死亡事故を起こしている事もあり50周年記念式典・祝賀会の開催の中止も決定した。