2546号


民主・自民がタク法「折衷案」で「適用除外」「更新制」セット

  • 民主党の議員立法「タクシー事業法案」と自民党の対案「タクシー特措法改正案」を折衷させた「整理試案」が、1日の自民党タクシー・ハイヤー推進議員連盟の会合で提示された。特措法・特定地域に限って減車台数が決定・実行できるよう、独占禁止法「適用除外」措置と「事業更新制」の導入が同じ枠組みの中に盛り込まれた。特定地域の指定期間を現行3年から6年に延ばす考え方が新たに打ち出された。特措法の一部改正をベースに立案され、事業法案の制定は改正特措法「施行5年後見直し」時の案件となる方向だ。整理案が登場したことで、各党派間の擦り合わせや党内の議論が本格化する見通し。ただ、今臨時国会への提出は困難視され、政局を見据え、国土交通省も参画しながら、当面、来年の通常国会に向け検討が続きそうだ。

国交省は整備士資格見直しへ

  • 国土交通省は、電気自動車や先進安全自動車システムなど車両の電子制御技術の進展に合わせ、点検・修理を担う自動車整備士の資格制度の見直しに着手した。整備要員の技術向上を目指し、最高位の1級整備士資格の取得のメリットづくりが軸となる方向。「自動車整備技術の高度化検討会」をこのほど再開し、年内に論点を整理、来年3月ごろ報告書を取りまとめる。同省は今年7月、自動車・機器に接続して正常に作動しているかどうかチェックする「外部故障診断装置」の標準仕様を策定。整備事業者がメーカーごとに機種を複数保有する必要がないよう、乗用車用の汎用型スキャンツールの開発・普及に乗り出している。

宮前平駅行き深夜バス運行

  • 東急バスは11月1日、深夜急行バス「ミッドナイトアロー」で宮前平駅行きの新路線の運行を始めた。渋谷駅を起点とし、東急田園都市線「梶が谷駅・宮崎台駅」周辺地区を経て終点の「宮前平駅」を目指す。ミッドナイトアローは10月現在、青葉台駅、新横浜駅、溝の口駅、仲町台駅へ向かう4路線を運行。宮前平駅行きは「既設路線で生じていた漏れを解消するもの」(同社)と話す。月曜日から土曜日の平日に限定(12月30日〜1月3日除く)。渋谷を1時15分に出発、宮前平駅に2時2分に着き、大人運賃は1400円。

個タク11月期試験申請者数が大幅増加

  • 11月期個人タクシー法令・地理試験の全国の申請者が前年同期に比べて大幅に増加していることがわかった。全国個人タクシー協会のまとめによると、申請数は449件で前年同期比145件増と1.5倍増えている。4月から譲渡譲受の年間の試験回数が原則1回に減り、今期に集中したとみられている。申請のうち、関東・中部で新規許可が3件申請されており、今後の行方に注目が集まりそうだ。