2558号


厚労省が法人タク向け最賃順守パンフ作成

  • 厚生労働省が「タクシー運転者の最低賃金について」と題するパンフレットを作成し、最低賃金の順守を呼び掛けている。オール歩合の特殊な賃金体系に配慮し、全産業の中でタクシーのみ独自のパンフレットを作成、最低賃金の計算方法を解説している。2年前にも作られたが、地域別最低賃金の引き上げを受け、昨年12月に新たに作成した。厚労省労働基準局労働条件政策課賃金時間室最低賃金係では「違反の自覚もなしに最低賃金違反を行うことがないよう作成した。客待ち時間の扱いについては、通常は労働時間だが、寝たり、コンビニに行ったりなどしていれば休憩時間となる。一概に言えないため記載していない」と説明している。

「日産セドリック、将来的な生産継続は厳しい」と公表

  • 日産自動車は23日、ダットサン研究会の会員事業者に対し、UDタクシーの「NV200バネット」について、LPG改造を見据えた強化エンジン搭載車を4月、夏ごろにはLPG化したバイフューエル対応車両を市場投入する旨をあらためてLVC事業本部の担当者が説明した。一方、現行セドリックが「今後どうなるのかが気になる」との不安は、タク業界内外で依然として根強い。同研究会の新年賀詞交歓会に来賓出席した日産自動車の執行役員は交通新聞の記者に「当面、セドリックの生産は継続する」としながらも、「歩行者保護規制などに適合させるコストを考えると、将来的な生産継続が厳しいかもしれない」と答えた。

都内で死亡事故

  • 21日午後7時40分ごろ、東京都目黒区東山1丁目付近の山手通りで法人乗務員が運転するタクシーが大型バイクに接触、バイクの運転者がガードで左胸を打ち内臓損傷などで約6時間後に死亡した。警視庁目黒署によるとタクシーが客を乗せようと第2車線から左に車線変更しようとした際、後方から来たバイクと接触した。普段からタクシーの事故が多い場所という。

京都で乗務員脅迫事件続発

  • 京都府内でタクシー乗車時に故意に手や足を挟み込み「怪我をした。示談で済まそう」と乗務員を脅す事例が相次いでいるという。京都タクシー業務センターは防止策として @安易に示談に応じない Aドアを閉める際に声掛けと目視 B何かあれば速やかに警察に連絡を−と注意を呼び掛けている。京都府警西京警察署によると、脅迫事件は1月13、20、21日に同署管内で連続して発生。容疑者に外見上の共通点はなく、要求金額は5000円〜4万円。3件とも未遂に終わったが、通報がない事例もあるという。京都タク渉外担当連絡会でも取り上げられ、他に複数件の被害を報告した。

都個協の一般社団化問題・3月15日に最終結論

  • 東京都個人タクシー協会は一般社団法人移行をめぐる問題で、3月15日に臨時総会を開催し、最終結論を出す方針を固めた。協会長が21日の理事会で表明した。定款など諸規定の変更案を提示するが、同案が否決され移行が頓挫した場合、残余財産の処分として会費を免除していく考えも示した。今後、議決権行使者数などで東個協、都営協の両団体がどう着地点を見いだすかが焦点だ。事態収拾を行政も注視し、関運局の局長は同日の都個協新年賀詞交歓会のあいさつで「私どもにとっても協会の役割は非常に重要。一丸となって公益的な役割を果たすことを期待している。協会にとって最善となる結論を早急にまとめ、個人タクの信頼回復に一丸となってまい進してほしい」と求めた。