2574号


タクシー内で覚せい剤販売

タクシー車内で覚せい剤などを販売したとして、警視庁は江戸川区平井に住む堀賢司乗務員(53)と共謀した無職3人を覚せい剤取締法違反の疑いで20日逮捕した。同庁は江東区亀戸のマンションから大麻や覚せい剤とみられる物質を押収。他にも協力者がいるとみて捜査を続けている。同庁によると堀容疑者は乗務時間中に貸切表示にし、共謀者らと購入者を乗せ墨田区や江東区で覚せい剤を販売していた。「タクシーで麻薬を販売する例は知りうる限り今までなかった」と話している。


近畿産業信用組合でエムケイ創業者の青木会長ら一族3人降格

信用組合国内大手の近畿産業信用組合は、21日に開いた理事会で代表理事会長の青木定雄氏(エムケイ創業者)、青木秀雄・代表理事副会長、青木義明・非常勤副理事長の解職を賛成多数で決めた。青木定雄、実弟の秀雄両氏は常勤理事、三男の義明氏は非常勤理事に降格した。近産は、定雄、秀雄の2氏が「以前から組織の意思決定プロセスを無視した独断で専横的な命令、指揮をもって物事を進めてきた」と、激変に潜む背景を指摘する。直接の引き金は、2001年から会長職にあった定雄氏の健康問題に起因する役員人事。昨年8月以降は欠勤状態にあり、職務遂行が困難な状態に陥ったところ、三男の義明非常勤副理事長を常勤理事長に就任させる企てを「(定雄氏ら)3氏の共謀で強引に進めようとし、世襲による組合の私物化を図った」(近産)。"健全な企業統治"を確保しきれないと判断した結果、理事会での降格人事案が発議された格好だ。近産の業績を見ると、3月31日現在の12年度決算速報で総預金、総貸出金、当期純利益いずれも前年度比を上回り好調。ただ、タクシー産業への融資状況については「お答えできない」としている。


大阪個人合同協組が日個連系との合併を検討

大阪個人タクシー合同協組(104人)は19日の通常総会で、組合員数の減少を踏まえ、日個連系の他団体、傘下支部や「合同」本体との合併も視野に入れ調整していく方針を申し合わせた。


都内で個タク今年2件目の死亡事故

都内個人タクシー業界で今年に入り2件目の死亡事故が発生した。警視庁光が丘署などによると、17日午後5時40分ごろ練馬区の区道で個人タクシー事業者(77才、全個人タク協議会所属)が信号のない横断歩道を渡ってきた小学3年生の児童をはねた。児童は胸などを強く打ち、搬送先の病院で約6時間後に死亡した。東京都個人タクシー協会の会長は23日の理事会でこの件に触れ「とにかく死亡事故、重大事故が起きないよう気を引き締め直してやっていかなければ」と呼びかけた。所属する全個人の佐藤会長によると、事故を起こした山内一正容疑者は光が丘駅で客を乗せ北町方面に向かう途中だった。現場は片側1車線の信号のない交差点で事故当時は反対車線が渋滞しており、車列の合間から児童が飛び出してきたという。タクシーはブレーキの間もなく児童をはね、ボンネットに乗せたまま数メートル走った。同容疑者は現行犯逮捕され、19日、業務上過失致死で書類送検された。容疑者は個人タクシー歴40年弱の大ベテラン。佐藤会長は「運転免許を更新したばかりだったが、ここ数年事故があったことから、漫然運転とならないようメリハリをつけて営業するよう指導した矢先だった」と悔やんだ。


日個連都営協の組合員がひき逃げ事故

日個連都営協の組合員(48)が、ひき逃げ事故を起こした。日個連交通共済によると、12日午前3時ごろ、東京都台東区千束4丁目の花園通りで、日本堤方面に空車走行中の当該組合員が車道で歩行者と接触。いったんは車から降りたが、立ち去った。その後被害者の通報で間もなく現行犯逮捕されたという。被害者は右ドアミラーに右腕が当たり、全治一週間の軽傷。同協組によると当該組合員は「当たり屋だと思った」と話しているという。


全個協は都個協解散でも受け皿団体を会員とするよう規約・諸規定を改定へ

全国個人タクシー協会は22日の正副会長会議で、都個協が一般社団法人に移行できず解散した場合でも、その受け皿団体が現行通りにに機能できるようにするため、規約など諸規定の改定案を承認した。7月の理事会、総会に提案する見通しだ。全個協の会員資格を失った場合、傘下事業者は、これまでの加入履歴や廃業餞別金受給資格、マスター資格などを喪失してしまう。受け皿団体を会員候補として承認しておくことで、都個協の解散と同時に同団体が資格を得られるようにする。役員も継続して任に当たれるように手立てする。