2606号


京都市域タク運賃改定4月に先送り

今月14日に予定されていた京都市域タクシー運賃改定・値上げは、新しい自動認可運賃公示枠の認可予定事業者が2割程度にとどまり、4月の消費税増税・「公定幅運賃」導入時に先送りされる方向となった。帝産京都自動車など京都府タクシー協会の正副会長会社を中心に新運賃が設定される見込みだったが、ヤサカグループ、エムケイグループなど大手が相次ぎ申請を取り下げ、新旧運賃が混在する事態に発展した。改定申請審査中の愛媛県東中予と島根県本土の新運賃公示は、公定幅と事実上統合され、改定1回となりそうだ。


東京エムケイ乗務員が賃金未払いで提訴

東京エムケイの乗務員が未払い賃金請求訴訟を起こしている。関係者によると同社は約2年前より、新規採用者に完全固定給を導入したが、採用時に約束された「月給35万円」が支払われていないとして提訴した。請求した未払い給与、賞与付加金の合計は4億909万7000円という。
昨年4月ごろより、完全固定給で採用された入社歴の浅いタク乗務員数人が、自発的に東京地裁に提訴を準備。それが他の乗務員や従来から固定給のハイヤー乗務員に拡大。同一弁護士の下の共同提訴形式で、現在、42人が提訴している。
固定給で採用の乗務員は歩合給への切り替えも可能で、他社にもみられる"保障給的"側面があったようだが、関係者は「残業などの時間管理が曖昧で、隔日勤務を強制的に日勤に切り替えた際、32万円に減額するなど不満がたまっていた。給与規定も曖昧だった」と説明。「基本給が35万円とすれば、残業代などはそれを基に計算し加算するため、請求金額が巨大になっている。ハイヤーでは長時間の拘束が問題だった」という。
月内にさらに5人が提訴予定。東京エムケイでは、同未払い賃金提訴が3日、一般紙上で報道されたことに関し、ホームページ上にコメントを掲載、「ご心配をおかけし大変心苦しい」とし、訴訟内容や意見は公開しないことを説明した。


都内で個タク、転覆・横転事故続く

東個交通共済によると、7日午前9時45分ごろ、東京都千代田区丸の内の和田倉門交差点で、実車で東京駅方向から皇居方向に進行中の組合員(64)が右折してきたワゴン車と衝突し、ワゴン車が転覆する事故が発生した。事業者・乗客ら10人が軽傷を負った。双方青信号だった。事故について同協組は9日の理事会で報告した。理事長は席上「40〜50`のスピードが出ていた。双方青信号とはいえ、右折する対向車はわかっているはずだ。交差点はしっかり安全を確認して通過してほしい」と述べた。
また、昨年12月21日午後11時17分ごろ、東京都江東区の清砂橋西詰交差点で東陽町方向から葛西方向に空車で直進していた組合員(56)が右折してきたワゴン車と衝突、ワゴン車が横転した。事業者、相手運転者に大きな怪我はなかった。


有料道路で死亡事故も

昨年暮れ、都内個人タクシーの死亡事故が発生した。日個連交通共済などによると、2013年12月21日午前3時21分ごろ、横浜市神奈川区羽沢の第三京浜道路上り車線で、同協組の組合員(64)が運転する個人タクが停止中の都内法人タクと衝突し、法人タク乗務員が死亡した。死亡原因や事故状況など詳細は調査中だという。
現場は片側3車線の有料道路。同協組などによると、第1車線を空車走行していた組合員が前方のトラックを追い越そうと第2車線に車線変更したところ、第2・第3車線をふさぐような形で停止していた法人タク車両の運転席付近に衝突。後続のトラックも同車両後部に衝突したとみられている。



国交省メールマガジンからの抜粋

タクシーとワゴン車が衝突した事故

1月7日(火)午前9時45分頃、東京都において、都内の個人タクシーが乗客4名を乗せて運行中、ワゴン車と衝突した。この事故により、当該タクシーの乗客4名と運転者の計5名及び当該ワゴン車に乗車していた乗員5名の合わせて計10名が軽傷を負った。事故当時、当該タクシーは交差点を直進で走行していたところ、対向車線から右折してきた当該ワゴン車と衝突し、当該ワゴン車が横転した模様。

タクシーと歩行者が接触した事故

1月9日(木)午前1時45分頃、東京都において、都内に営業所を置くタクシーが乗客1名を乗せて運行中、横断歩道のない場所を飛び出してきた歩行者と接触した。この事故により、当該歩行者は死亡した。事故当時、当該タクシーが片側3車線の第3通行帯を走行中、横断歩道のない場所において、当該歩行者が右方向から飛び出してきたため急停止ししたが間に合わず接触した模様。