2636号


東京ハイタク協会の川鍋会長が初乗り短縮運賃の意義を訴える

東京ハイヤー・タクシー協会は20日、経営委員会を開催し、川鍋会長が出席し自ら提唱し実現に向けて研究を進めようとしている世界標準の「初乗り短縮運賃」について趣旨説明し、理解と協力を呼び掛けた。同会長は利用者の安全・安心のために規制の整備を業界が要望し、タクシー特措法が改正・施行された点を重視。諸外国の大都市に比べ初乗り・加算で割高感のある運賃を世界標準化すれば、利用者にインパクトを与え新法の意義も理解されると強調。議員立法で尽力した政治・行政にも業界の努力が示せるとした。初乗りイメージとして「480円」を例示。来年10月の消費税増税が見直しの時期とした。現行の公定幅運賃で設定可能な初乗り短縮ではなく運賃改定「7割ルール」も関わる制度改革として理解を求めた。都内ハイヤー・タクシー市場に進出を図るUber(ウーバー)の配車サービス拡大と影響にも触れ、問題意識を奮起した。


「都内タクシー」事故が止まらない

都内タクシーの対二輪車事故が依然増勢だ。今月18日、今年初となるタクシー対二輪車の死亡事故が発生した。警視庁交通部によると、2013年の1年間に都内タクシーが関与した交通事故は6703件で、このうち二輪車関連は約980件で15%を占める。13年の死亡事故は全6件で、二輪関連は2件あった。今年7月末時点でのタクシー対二輪車事故は約470件と前年並みの増勢にある。同庁交通部では法人・個人タクシーを問わず、タクシー業界で対二輪車り事故防止を徹底するよう求めている。


東京運輸支局が「偽三ツ星」問題で適正運用を通達

都内の個人タクシー事業者が"三ツ星"と偽って入構資格が無いにも関わらず優良乗り場に入構している問題で、東京都個人タクシー協会や東京タクシーセンター、関東運輸局が調査したところ、調査384台中15.9%に当たる61台がマスターと偽って不正表示し、そのうち42台が不正入溝していることが分かった。東京タクシーセンターの優良証を持ち、入構資格がある事業者でもマスターズ表示を偽る人もいた。マスターズ制度存続の危機ともなりかねない事態に、都個協では8月26日、緊急の臨時総会を開催し対応を図る。