2653号


タク特定地域の指定「東京は外すべき」と規制改革会議WGが提言

政府の規制改革会議・地域活性化ワーキンググループの座長は18日、改正タクシー特措法の特定地域指定問題で「東京(特別区・武三地区)が指定されたら全国が当てはまってしまう。外すべき」との見解を示した。「名古屋と那覇も需要が増えているのでは」と指摘、指定外の候補に挙げるとともに「大阪市域、札幌、仙台の指定は、是認はしないがやむを得ない」と述べた。


都内の羽田定額運賃見直し、関運局は5000円以下を検討

来年3月の首都高速道路中央環状品川線開通に向け、都内タク業界で羽田空港定額運賃の経路変更とエリア区分の見直し検討が進んでいるが、関東運輸局の自動車交通部長は17日の専門紙記者会見で「業界の要望を受け、制度設計と見直しを検討中。エリア設定は各事業者の個別判断になるが、東京オリンピック・パラリンピックも控え、港区など外国人旅行客が多く利用するエリアにもぜひ設定して頂きたい。制度改正が必要であれば対処していきたい」と述べ、設定は5000円以上の距離とする現行通達の改正を示唆した。


飛鳥交通Gが臨港交通(川崎)を買収、南浦和タクからは譲受

飛鳥交通(東京都新宿区)は先週、神奈川と埼玉で相次いで買収、譲受を成功させ、グループを拡大した。全保有台数は1931台となった。神奈川では19日、川崎市の臨港交通(タク69台、ハイヤー1台、福祉車両1台)の全株式を取得し、県内の飛鳥交通グループは363台となった。埼玉では飛鳥交通グループの太平自動車交通へ南浦和タクシーから全車42台譲渡が18日認可され、埼玉県内の飛鳥交通グループは626台となった。


都営協の都個協新理事選出は延期

日個連都営協は17日の理事会で、議題としていた選挙による新理事推薦を後日の継続審議とし、この日の選出は見送った。当初の議題では、都個協理事11人の辞任に伴い新理事11人の選出を投票による選挙で決める内容だったが、一部の理事から「全員が元の鞘に戻るのが大人の選択」「全員、都営協の"顔"。一新は無理だ」「他の人間では"顔"になれない。例え選ばれても(従来の理事との)権限の二重構造になる恐れがある」といった意見が出た。一方で「今の理事は都営協の"顔"という重要なポストを放棄している。元に戻ることは考えられない」「辞表を出した人間がまた選挙で選ばれたら世間の物笑いになる。都営協の良識を疑われる」「辞表まで出しているのに、推薦されたのでまた出ます。では許されない」など、意見が二つに分かれた。中島理事長は当日決めたいと強い意志を示したが、反対意見が多く、選出方法を含めた新理事選出について継続審議とし、次回臨時理事会を12月25日と決めた。


日個連事業協組が表示灯の統合を決定

日個連事業共済協同組合は12日に理事会を開き、タクシー表示灯(行灯)の統合を進めるため議論した。日個連の表示灯はいくつか種類があるが、事業を円滑にするため3種類に限定することを提案、可決された。今後議論は各支部に持ち込まれ、各団体で審議される。表示灯は真ん中に「個人」の表記があるもの。「マスターズ参加表示灯」はマスターズ制度参加者が装着する。「かまぼこ型」は表示灯停止処分を受けた際に装着する代替もので、実質2種類から選べるようになる。理事から「マスターズ制度に入っていないなら真ん中に"個人"の文字のあるものを使っていいのか」という質問に対し、理事長は「突起物規制法にかからないものであれば大丈夫」とした。日個連では全個協未加入団体があるためマスターズ未加入者用の表示灯も認めることにした。


日個連都営協での表示灯問題は越年

日個連都営協は17日の理事会で、表示灯について議論したが話し合いの末審議を持ち越すことにした。日個連事業協組では真ん中に「個人」の表示があるちょうちん型表示灯を認めているが、都内では全個協が実施するマスターズ制度の関係から「マスターズ制度参加表示灯」に変更する必要がある事業者が出ている。交換には費用がかかり簡単にはできない。慎重な審議が必要と判断、審議を来年に持ち越した。


都内事業者が実車中に急死

17日、港区西麻布の住宅街を実車走行中の個人タクシー事業者(65)が動脈瘤破裂で意識を失い死亡し、車はそのまま電柱に衝突した。利用者にけがは無かった。今期の日個連交通共済の健康起因事故は3件目。