2657号


タク下限割れ運賃の変更命令が不可に

タクシー公定幅運賃下限割れ事業者に対する「変更命令」の差し止めを認めた7日の大阪、福岡両地裁の仮処分決定について、国側が最高裁への上告となる「許可抗告」をせず、14日、高裁決定の内容が確定した。国土交通省の自動車局長は15日、専門紙との定例会見で「制度そのものは憲法に違反せず、運輸局による幅の決め方が裁量権の範囲を逸脱するとされた。本案訴訟の審理は続いている。結果が出た時点で適切に対処したい」と述べた。改正タクシー特措法の目玉の一つだった格安運賃の是正措置は、一連の司法判断を受け、しばらくストップする見通しとなった。


国際自動車は「提携個人タクシー」構築へ

国際自動車はタクシー乗務社員を対象に個人タクシーへのステップアップを支援していく「km提携個人タクシー」を16日から制度化した。労使の10年来の検討課題で昨年12月中旬に労組が要望書を出し具体化。社長は「個人の資格を取り業務提携しkmの行灯を付けインフラを享受できる形で『企業内個人』ではない。これからのkm卒業者のみで考える。新卒採用で学校側から入社後のステップアップも問われており、制度構築の大きな要因」と述べた。今後の検討課題は「譲渡者探し」や「厳しい資格審査」などとし、制度の細かい内容を詰めていく方針だ。


今年初、法人タク死亡事故

警視庁などによると7日午前0時20分ごろ、新宿区新宿7丁目27番先路上の明治通りを、池袋方向から渋谷方向に通行中の法人タクシー(67)が、歩行者横断禁止場所を横断中の男性(61)に衝突し、死亡させる事故が発生した。今年初のハイタクの死亡事故。


都営協の個団連支部所属豊玉協会が東京旅客支部へ

都営協個団連支部に所属する豊玉協会は今年4月1日をめどに都営協東京旅客支部と協議会を組むことで合意した。豊玉協会は個団連を脱退する意向を伝えており、今年度をもって脱退する構え。東京旅客支部によると「最初の1年間は協議会としてやっていく。その後どうするかは1年間の話し合いの中で決めていく」としている。すでに水面下で両団体は話し合いが進行しており、以前にも何度か役員同士が会合していた。


東京の個人タクが赤信号横断の歩行者はねる

警視庁などによると7日午後8時27分ごろ、千代田区神田小川町の明大通り区道で外堀通り方向から靖国通り方向に進行中の日個連所属の個人タクシー事業者(68)が、同所を横断中の女性(54)に衝突し死亡させた。今年の個人タク死亡事故第1号となった。歩行者は信号機のある交差点を赤信号で横断し、タクシーと衝突した。事故当時の天候は晴れでタクシーは空車だった。


都内個人タク事業者がガードレールに衝突し入院

7日午後5時ごろ、葛飾区の奥戸街道2丁目の路上で日個連所属の個人タクシーがガードレールに衝突する事故が発生した。警察官が事業者にアルコールチェックしたところ、飲酒の事実が発覚した。測定の結果、呼気1g中のアルコール濃度が0.04mgで酒気帯び運転の基準となる0.15mgを下回っていた。日個連交通共済によると同事業者は普段から薬を飲んでいて健康問題による事故の可能性もあるという。同事業者は16日現在、病院に入院中で、詳細は退院後に調べる。同事業者は事業を停止し譲渡の意向という。