2677号


保安基準の構造要件廃止

タクシー・ハイヤー車両特有の技術規制として、車内通路の幅や乗降口の大きさなど適合義務を課していた道路運送車両保安基準の「タクシー構造要件」が12日、廃止された。改造に要していた事業者の負担はなくなり、高級ミニバンといった市販の乗用車を、タクシー用に架装するだけで使えるようになった。メーカーによる販売合戦が繰り広げられ、タクシー車両の多様化が加速しそうだ。国土交通省は保安基準と細目告示を改正し、即日施行した。「乗車定員10人以下の旅客自動車運送事業用自動車」に上乗せしていた、座席の寸法 ▽通路の幅と高さ ▽乗降口の大きさ、構造 ▽緩衝装置、座席が乗客に与える振動、前席座席とのすきま−−などの要件をなくした。


「アルコール検知器協」発足へ

自動車の飲酒運転事故の根絶に向け、アルコール検知器を製造・販売する17社で作る「アルコール検知器協議会」が発足し、23日に初の総会が開かれる。総会では「検定化」「普及啓発」の2ワーキンググループを設ける予定で、検定化WGでは、一定の品質基準を策定し、満たした機器を認定する制度の導入を目指す。


街頭指導会議で適正運営規制無視を報告

9日の東京地区・街頭指導会議で、複数の無所属個人タク事業者が、港区・新橋や中央区・銀座を中心に乗り場や待機禁止の無視などの適正運営規制無視を繰り返していることが報告された。行政側は今後、通報の累積などを踏まえながら「悪質なところに対しては厳正な対応をしていく」とした。