2744号


国交省は個人タク新規許可に否定的

国土交通省の自動車局長は21日、専門紙との定例会見で自家用車ライドシェア(相乗り)の合法化問題に言及、「秋以降、未来投資会議や規制改革推進会議などオーバーオール(総括的)な議論が出てくるだろう。政府全体の状況をよく見ていきたい。輸送の安全の確保が大事で、極めて慎重に検討するという、われわれの考え方は従前と変わりはない」と当面の姿勢を示した。
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同局長は「やはり、運行管理や車両整備などについて責任を負う主体を置かないまま、自家用車のドライバーのみが運送責任を負う形態を有償で行うことは、安全の確保や利用者の保護などの観点から問題がある」とあらためて表明した。
個人タクシー業界が新規参入許可の復活を、議員連盟を通じて求めていることに、同局長は「法人、個人の数というより、地域全体の需給のバランスがまず大事。都市部の供給過剰を是正するために特措法のスキーム(枠組み)ができており、個人タクシーだけに新規許可を、というのはちょっと違う」と否定的な見方を示した。


「初乗り短縮」消費者庁と国交省は来月上旬にも協議

関東運輸局の自動車交通部長は19日の会見で、新運賃の大まかなスケジュールを示し「これから消費者庁との協議が始まることを考えると、年内実施は難しい状況。早くても年明け」との見通しを示した。審査の進ちょく状況について「(申請があった14パターンへの)当てはめ作業自体はだいぶ進んでいるが、まだやるべき作業はある」と説明した。


銀座街頭監視ルポ・指導員振り切り逃走も

10月18日午後10時半過ぎ、銀座・乗車禁止地区街頭監視団に同行していた東京タクシーセンター指導員の無線に一本の連絡が入った。「土橋交差点付近にまたAがいる」。Aとは先日、東京交通新聞が「羽田空港で偽装迎車の疑い」と報じた無所属の個人タクシー事業者のことだ。駆け出す指導員。現場に着いてA氏の車を止め、路肩に寄せて話を聞こうとしたところ、A氏は車を猛スピードで発進させ、急ハンドルで蛇行気味に指導員の横をかすめて走り去った。一歩間違えば事故にもつながりかねなかった一幕だが、夜の銀座でたびたび繰り返されている光景だ。
その他、乗禁エリア手前数メートルでの乗車拒否や支払メーターでの走行など・・・