2746号


初乗り短縮について消費者委が疑念の声

内閣府消費者委員会の「公共料金等専門調査会」が2日開かれ、東京特別区・武三地区のタクシー初乗り距離短縮運賃の申請(公定幅運賃変更要請)について審議した。有識者の委員からは「安くなるというより、実際は値上げなのでは」「運賃が高くなることも利用者にしっかり広報すべき」「迎車回送料金を下げてほしい」など懸念や注文が相次いだ。
国交省の鶴田自動車局旅客課長、東京ハイタク協会の川鍋会長らがヒアリングを受けた。鶴田氏は「乗車2300円辺りから値上げになるが、全体では恩恵を受ける人の方が多い」、川鍋氏は「世界を見ても初乗り額は高い。タクシーの変革に向け、手を打つ第一弾だ」と理解を求めた。
現行初乗り2`730円、加算280b90円に対し、新運賃は1.052`410円、加算237b80円の予定。下限は380円になる。


自動運転車の損害賠償責任 国交省が研究会

自動運転車が交通事故を起こした場合、賠償責任を負うのはドライバー・所有者か、メーカー側か明確化するための議論が2日、国土交通省で始まった。「自動運転の損害賠償責任に関する研究会」が発足、初会合が開かれ、来年3月に論点と方向性を整理する方針を確認した。技術開発・実用化を後押しする。


東京の個人タク車検切れ問題で対策

先日、都内で発覚した個人タクシー事業者の無車検運行について、個人タク業界が原因調査と再発防止に取り組んでいる。東個協は1日、東個協指定工場会に対し、整備工場が車検切れを見過ごしてしまった原因の調査と再発防止を申し入れた。当該事業者が所属する都営協でも整備工場側から事情を聞いたようだ。