2750号


消費者委員会が初乗り短縮運賃了承

内閣府消費者委員会の公共料金等専門調査会が11月30日開かれ、東京特別区・武三地区のタクシー初乗り距離短縮運賃(普通車上限1.052`410円)の公定幅変更要請を了承した。意見取りまとめで、おおむね4`以上の中長距離乗車が値上げとなることに「高齢者や通院者らに必需性が高い一方、経済的負担能力が乏しい利用者に不利益を与える。配慮し、必要な措置を」と求めた。
6日に消費者委員会本体に上程される。13日予定の省庁・物価担当官会議を経て19日の週に物価問題関係閣僚会議が最終了承し、関東運輸局が新しい公定幅運賃として公示する。事業者から30日間受け付ける設定届は個人タクシーを含め全社・全員が出す。


ASKA容疑者のドラレコ映像流出でチェッカーが謝罪

覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された歌手のASKA容疑者が東京都内でタクシーに乗った際の車内映像を、タクシー会社がテレビ局に提供した件が、タクシー業界全体の信用問題に発展している。提供したのはチェッカーキャブグル―プの三陽自動車交通とされる。放映された翌11月30日、チェッカーと東京ハイヤー・タクシー協会はそれぞれホームページで謝罪した。


千葉で実車中の乗務員が意識失い事故

千葉県浦安市内で11月27日の午前4時台に県内の法人タクシー乗務員(65)が実車中に意識を失う事故が発生した。乗務員はその後、搬送先で死亡が確認された。浦安警察署によると乗客の男性(32)が東京メトロ東西線・浦安駅から帰宅するため乗車。駅から1`ほど離れたあたりで蛇行運転し始め、乗務員に声をかけても反応が無く意識が無いことに気がついた。その後、乗務員の手がハンドルから外れ速度が上がり左側の縁石にぶつかったため、乗客は座席から手を伸ばしハンドルを切り反対車線の縁石やガードレールにぶつけ速度を落とし窓を開けて脱出。車両は付近の富岡小学校のフェンスに衝突した。乗客は足腰に軽傷。乗務員の死因は11月28日の解剖の結果、心臓に起因する突然死の疑いがあると判明した。


都個協が事故防止へ追加対策

東京都個人タクシー協会は法令順守徹底と事故防止のため、さらに新たな対策を打ち出した。11月29日の理事会で決めた。傘下の支部や協組は、事業者の運転免許、車検証、3カ月点検、メーター検査の4項目の有効期限を確認し、年に4回報告書を提出することになる。小グループ講習会の実施状況やその他の取り組みも報告する。飲酒運転や無車検、ひき逃げ事故などの不祥事を全般的になくすための取り組みだ。


都内降雪で事故2件

11月24日に東京都心部で降った雪で個人タクシーでもスリップ事故が起きた。発生した事故は2件。
1件目は11月24日午後11時10分ごろ、東京都日野市の路上で、空車走行中、前のトラックがスピンしたのでブレーキをかけたが制御できず、トラックに衝突し車両が大破。
2件目は同25日午前0時35分ごろ、千葉市花見川区の陸橋の下り坂で、車が制御できなくなりガードレールに衝突し大破。乗客3人を乗せていたが無事だった。ともに全輪ノーマルタイヤだった。