2760号


規制改革会議で日交の会長がソフトメーター要望

政府の規制改革会議は7日、「需給の構造変化を踏まえた移動・輸送サービスの活性化」をテーマに、日本交通の会長、みちのりホールディングスの社長らからヒアリングした。日交会長は、東京五輪前年の2019年までに車内のタクシーメーターを「ソフトメーター」に移行し、柔軟な運賃が設定できるよう要望した。議長は終了後の会見で、自家用車ライドシェア(相乗り)の合法化問題に対し「一つに絞らず、いろいろな提案を丁寧に検討したい」との意向を示した。
議事は非公開。議長の会見や提出資料によると、日交会長は「事前確定運賃」を導入するための実証実験を今夏に、「相乗りタクシー」実験を今冬に展開し、来年に実現する計画を披露。「乗り放題タクシー」も挙げた。その上で「現行制度の下で設置が義務付けられているハードウェアのタクシーメーターから、スマートフォンを使ったソフトメーターに移行することで、投資費用を削減し、柔軟な運賃を実現できないか」と提案した。


大手四社から大和除名

東京のタクシー「大手四社」から、大和自動車交通が除名された。国際自動車、日本交通、帝都自動車交通の3社は9日、東京無線協組と協業契約を結んだ大和自交を東京四社営業委員会から除名することを決定、発表した。大和側は不服とし、法的措置などを取る構え。都内業界の合従連衡の動きは四社分裂に発展した。


都庁前で客選び!?

東京・西新宿の都庁周辺で「深夜に客選びをしているタクシーがいる」と交通新聞に情報提供があった。交通新聞では週中の8日水曜深夜、出現が想定される終電後の午前0時半から同3時過ぎまで現地を取材した。現場ではドライバーから「あそこは悪名高い」「タクシーセンターを恐れない"サムライ"が昔から多かった」−−などの声が聞かれた。問題の場所は第一庁舎北側のバス停周辺。乗車拒否の現場に出会うことは無かったが、一部で客選びをしている痕跡はうかがわれた。かつて霞が関周辺で"居酒屋タクシー"が批判にさらされたが、東京五輪を控え、都庁周辺の行き過ぎた客選びは問題になりかねない。