2767号


今年初の都内法人タクシー関与の死亡事故

都内で今年初の法人タクシー関与の交通死亡事故が3月27日、墨田区で発生した。警視庁などによると、午後10時25分ごろ、同区文化3丁目の向島署前交差点をタクシーが曳舟方向から北十間川方面へ空車で右折進行中、横断歩道上に寝そべっていた56歳の男性に未発見のまま衝突、死亡させた。天候は晴れ。乗務員は50歳。男性は飲酒していた。29日現在、都内のタクシー死亡事故は2件(法人1、個人1)発生し、前年同期比2件減。


「個人タクシーワイド版」


法人より低い事故率

法人タクシーと個人タクシーの事故を比較するのは難しい。台数の単純比較だと個人は法人の半分以下の事故率になる。1人1車の個人と、1台を複数の乗務員で回す法人では1台が走る距離が異なるからだ。そこで、東京交通新聞は走行距離と人身事故の関係を全国の3年分のデータを基に比較した。その結果、人身事故を起こす割合は3年間の合計で個人が法人より20.4%低く、死亡事故の割合も個人は17.2%法人よりより低かった。また、法個とも人身事故率が低下していることもわかった。


法個タクシー事故データ比較


人身事故数
(第一当事者)
死亡事故数
(第一当事者)
全国の年間
走行キロ合計
走行100万キロ
当たりの人身事故数
走行100万キロ
当たりの死亡事故数
1台当たりの
人身事故発生率
個人 2013年
1327件
4件
9億8740万1262`
1.34回
0.0041回
3.48%
2014年
1183件
2件
9億6131万7539`
1.23回
0.0021回
3.20%
2015年
1121件
4件
9億1799万6411`
1.22回
0.0044回
3.12%
法人 2013年
1万6323件
36件
96億9700万9564`
1.68回
0.0037回
8.47%
2014年
1万4792件
39件
93億6840万0929`
1.58回
0.0042回
7.73%
2015年
1万3655件
45件
90億9115万5731`
1.50回
0.0049回
7.18%