2856号


年の瀬のタクシー利用が期待外れ

タクシーの売り上げが1年で最も伸びる年末12月、都区内の無線配車回数は配車アプリの利用が拡大し、前年同月日13.9%増と2桁増が続いた。一方、輸送実績を見ると、好調なアプリの恩恵をあまり受けていないようで、総営業収入は1.5%減に下降。1日1車当たりの営業収入は(日車営収)は、実働率の低下などを背景に1%増だった。


ドラレコ映像無断提供 「正当性なし」賠償命令

乗ったタクシーの車内の映像をテレビ局に無断で提供したのは違法だとして、歌手のASKAさんがチェッカーキャブグループの三陽自動車交通に損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、東京地裁であった。三陽自交は敗訴し、220万円の支払いを命じられた。2016年11月、ASKAさんが覚せい剤使用の疑いで再逮捕される直前のドライブレコーダー映像で、本人は嫌疑不十分で不起訴になっている。


東個交通共済は事故増加傾向に危機感

東京都個人タクシー交通共済協組が11日に開いた理事会では、事故の増加傾向が示され、1500万円以上の高額賠償が予想される対物事故が起きたことも報告された。副理事長が事故の発生状況の報告で、今年度は11月末までにこちらに責任のない求償事故とフロントガラスの損傷のみの事故を除き553件の事故が発生し、前年同期の事故数を大きく上回っていることを示して危機感を語った。重大事故報告のなかでは理事長が12月20日に起きた事故を説明。新宿駅近くのホテルサンルートプラザの正面玄関に実車中の個人タクシーが突っ込んだものだ。幸い大きな怪我人はでなかったが、対物損害額が1500〜2000万円程度になると見込まれる。2011年の横須賀線転落事故の給付額が1499万円だったと報告。